メキシコでは、子どもたちの誕生日にピニャータが登場します。
ピニャータとは、人気アニメキャラクターや動物の形をした大きめの人形で、中にお菓子が詰まっています。
写真は、メキシコのメルカド(市場)にあったお菓子屋さんの軒先に下がっていたピニャータです。
子どもたちは誕生日になると「これがほしい!」とママやパパにおねだりをして、お気に入りのピニャータを買ってもらいます。
そして、これをどうするか…。
なんと、誕生日にこのピニャータを天井や庭の木に吊るして、目隠しをして棒でバンバン叩くんです。笑
日本だと、なんだか怒られそうですが、メキシコでは、このピニャータをバンバン叩いて、壊して中に入っているお菓子をゲットして喜びます。
悪いものを追い払うという意味もあるようです。
最初聞いた時は、えー。こんな可愛い人形を叩いて壊しちゃうの??と、びっくりしましたが、日本で言うスイカ割りみたいなもん…、と考えると、まあ、そんなもんかという気持ちになります。
所変われば、いろんな文化がありますね。
メルカドのお菓子屋さんは、カラフルで面白いお菓子が所狭しと並んでいて、大人でも思わず夢中になっちゃいます。
日本の駄菓子屋さんのようでちょっとノスタルジックな雰囲気もしますね。^^