メキシコの夕暮れはどこか懐かしくて、刹那で、遠い記憶の風景でした。
教会のバックに沈む夕陽は、広場のみんなを優しく、温かく照らし出していました。
メキシコはまだまだ経済成長途中。
貧富の差も大きく、教会の付近には、物乞いをする高齢の女性や、小さな子どもを抱えた女性がいました。
麻薬が絡んだ凶悪な犯罪が多いことでも有名です。
地域によっては、外務省から渡航注意の勧告がでている場所もあります。
私達もメキシコに行くときは家族や友人から心配されることも多いです。
ニュースになるような事件や危険があることも確かですが、実際にメキシコに行くと当たり前ですが、いい人たちがほとんどです。
行っている間、不親切な人や、差別的な対応をされたことがありません。
だから、アメリカのトランプ大統領がメキシコに対して意地悪な発言などをすると、やっぱり悲しいですね。
メキシコに行った時の写真を見返していると、その時の思い出が蘇ります。
とても陽気で、笑顔が素敵な人。
私たちに興味を持つと、ニコニコと話しかけてきてくれる人がいました。
アジア人は少ないので、珍しいようでした。
メキシコで見た美しい景色を思い出すと、そこにいた人たちは元気かなー?と思い出深いです。
ほとんど地球の裏側にある国、メキシコ。
先住民族は日本と同じ太陽神を崇め、日本人によく似た顔立ちをしている人も多いです。
もしかしたら、共通のルーツがあるのかもしれませんね。