牛タンタコスの思い出

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メキシコに行った時のこと。

現地に住む日本人妻のるみちゃんファミリーにとってもお世話になりました。

毎日どこかに連れて行ってもらったり、ご飯を一緒に食べたり(るみちゃんありがとーー!!)。

現地の美味しいお店をたくさん知っている、るみちゃんファミリー。

家族でよく行くというタコス屋さんに連れて行ってもらいました。

屋根はあるけれども、オープンスペースになっている開放感あふれるお店でした。

メキシコの乾季はほとんど雨が降らないからいいですね。

るみちゃんたちがよく行くということもあって、人気なのか、お店はいっぱいでした。

タコスを作っているキッチンはオープンで、オーナーはじっくりそこを眺めて研究。

シェフの皆さんの手際のいいこと!

ぱぱっとトルティーヤを焼いて、次々入るオーダーをさばいていました。

この人気店であまりの美味しさにびっくりしたのが、牛タンのタコスです!

柔らかくて、風味が豊かで、肉厚!!!

もちろん帰ってきてから「メニューにして出そうよ〜」とおねだりしたのは言うまでもありません。

日本で牛タン焼きというと、生の牛タンを薄くスライスして、焼き上げた焼肉の牛タンのイメージが強いですが、それとは食感も味も違う…。

メキシコで食べた牛タンは、焼肉の牛タンのように弾力ある歯ごたえではなく、とろっととろけるような柔らかい歯ごたえ。

さらに、塩コショウのシンプルな味ではなく、何かの風味が豊かなんです。

『食べた味を再現する』これがウチのオーナーの強み☆

すぐに、香味野菜で柔らかく似た牛タンだと分かったよう。

日本に帰ってきて「味見してみ?」と出された牛タンを食べてびっくり!!

「メキシコで食べたのと同じだー!」思わずそう叫んでました。

今では、当店の人気メニューです。

牛タン一本(60cmくらいあって、でかい!!)を丸まま香味野菜と一緒に長時間優しく煮て、柔らかく仕上げます。

それを薄くスライスして、両面を焼き上げたのが、牛タンタコスなのです♪

「牛タンってこんなに柔らかかったっけ?」

お客様から漏れる言葉にニンマリしてます。

ほちゃほちゃの牛タンタコス。

ぜひお見逃しなくー。

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